激ダサDANCEで凍らせて

ハロプロとテニミュとその他雑記。

ハロプロ楽曲大賞2020

今年もハロプロ楽曲大賞の季節がやってきました。おたくなので毎年楽曲大賞の投票で年末を感じています。

私がハロプロを気になり始めたあたり('14のあたり)に比べると近年はシングルのリリース間隔が広がっており、ノミネート曲が減り続けている印象があるのですが、今年はコロナの影響もあって更に曲数が少なかったですね。正直ここまで少ないと選んでて面白みがないなと思ったのですが、今年新設されたYouTube部門にはなんと1066本ものノミネートがあり、今年を振り返りながらマイベスト動画を吟味するのはとても楽しかったです。

以下、選んだ曲などの感想。

楽曲部門

1位 LOVEぺディア/モーニング娘。'20

15期のフレッシュさが光っていて、一発で新メンバーの魅力が伝わってくる良曲。特にめいちゃんのケロケロボイスが目立って可愛い。

サビのリズムの良さがすごく好きで、まず「LOVEペディア」っていう造語が何の説明もなくサビで繰り返されるのが良い(その語源はリリース後しばらく経って炎上することになりますが、リリース当時は本気で雨子さんのセンスに感動していました)。

この曲の歌詞の個性は理性や文法を取り払ったところに生まれていて、例えば「恋した しちゃった LOVEペディア」で同じことを二回繰り返して言っていたり「帰りの電車内 LOVEペディア」は副詞もなしに二文を繋げていたり、頭の中で思っていることをそのまま口に出したような歌詞が浮足立った楽しさを生んでいるのだと思います。

 アイドルがステージで披露する曲として文句の付けどころのない激カワなこの曲を今年の大賞に推します。

 

2位 KOKORO&KARADA /モーニング娘。'20

Bメロ終わりで歌唱が一旦中断されて、キラキラしたピアノの音で盛り上げてから突然「君が好きさ」って告白してくるの、何???サビに入った瞬間の開放感が気持ち良すぎる。聴くデトックスです。

Bメロ終わりのピアノのキラキラは早朝の澄んだ空気みたいな綺麗さがあって、もはやKOKORO&KARADA=モーニング娘。といっても過言ではありません。他にもこの音が好きみたいなのいっぱいあるんですが耳が馬鹿なので何の楽器なのかわからない。とにかくBメロとサビの間の部分が好きです。

 あとこの曲、サビの真っすぐさに対してAメロBメロの歌詞が少しメンヘラチックで、余計この曲の純粋さが際立つんですよね。「君が好きさ」というプラスの感情と不安や疑いといったマイナスの感情を不可分なものとして一曲にまとめているのがつんくさんらしくて、それが精神と身体の不可分というテーマに繋がってくるのがすごく深いなと思います。

 

3位 抱きしめられてみたい/つばきファクトリー

つばき曲の王道を行く切ない系恋愛ソング。実は両A面の《意識高い乙女のジレンマ》よりこっちの歌詞に描かれた女の子の方がよっぽど意識もプライドも高いんじゃないかと思います。「口をちゃんと閉じてなくちゃ」や「"そこらへんの女の子"って呆れないでね お願い」みたいな歌詞から私はそこらへんの恋愛にうつつ抜かした女とは違うのよっていう尖った自意識が透けて見えて可愛い。

 

4位 ミラー・ミラー/アンジュルム

曲調が軽快かつおしゃれで、《大器晩成》や《臥薪嘗胆》に代表される初期の少年漫画的アンジュルムから完全に脱却して女っぽさを前面に出してきたという印象。アンジュルムは《マナーモード》あたりから踊れるおしゃれな曲を出しはじめて徐々に泥臭い曲が減ってきましたが、やっぱり6スマ時代の苦労を知るメンバーが脱退していき、モデルとしても活躍するりかこやかみこがグループの中心となるとアンジュルムに似合う曲も変わるものなんだなと思います。

《「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?》から《ミラー・ミラー》へと受け継がれた「誰か見抜いて」の精神が妙に女々しくてなんとなく嫌いなのですが、曲調が洗練されていてあんまり媚びた感じがしないのが良いバランス感覚だなと思います。

 

5位 ビタミンME/BEYOOOOONDS

 汐里ちゃんの「わたしには… 可能性がつまってるんだぞぃ!」が100億点。BEYOOOOONDSらしいフレッシュさがあって、とにかく元気をもらえる曲です。はやく「びたみんみー」で「みいみーーー!!!!!」って叫ばせてくれ。

 

MV部門

1位 KOKORO&KARADA /モーニング娘。'20

最初、娘。から一つ選ぶとしたらLOVEペディアかな、と思ってました。先輩メンバーが15期を可愛がるストーリー仕立てなのもポイントが高いし、かっこいい系の路線が強い娘。が正統派アイドルといった感じのカラフルなMVを出してくれるのは珍しかったので。

でも色々MVを見比べているうちに壁ドンで強風から後輩を守る光のイケメン・加賀楓(文章にすると意味が分からない)より小田さんの頬に手を添えてこちらを睨みつける闇のイケメン・加賀楓の方が刺さってしまい、この数秒に大賞の価値があると確信したのでKOKORO&KARADAを選びました。

今年のMV部門大賞は3:24の加賀楓さん。

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2位 ビタミンME/BEYOOOOONDS

疫病であらゆる現場が滅亡し世界中が悲しみのどん底にいた2020年4月に突如この超ハッピーMVが公開された時のおたくの喜びようと言ったら凄かった。

所々に見慣れた制服が登場したりと、眼鏡の男の子ワールドがしっかり取り入れられているのも高得点です。

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3位 ルーレット/PINK CRES.

衣装とヘアメイクがかっこよかった。ピンクレは厳密にはハロプロではないのでこういうおしゃれな方向性のMVが許されているのだと思いますが、ハロメンにもたまにはこういうドレッシーな衣装を着てほしい。特に上國料萌衣ちゃんとか植村あかりちゃんとかこういう雰囲気のMV絶対似合うので…

次はアンジュかJ=Jでこういう方向性をお願いしますの希望を込めての3位。

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YouTube部門

せっかくなのでスタッフがきっちり編集した動画ではなくメンバーがわいわいしている動画を選びました。ハロステやアプカミはいちいち見返す時間もないので。
 

遊んでみたにしては異様に歌が上手いので普通にアカペラ動画として見ごたえがあります。

ラストは℃-uteの《悲しきヘブン》を歌って動画を締めてくれるのですが、二人ともハロプロ屈指の歌唱メンなだけあってめちゃくちゃ上手いです。さっきまで楽しそうに遊んでたのに「どこのキーだっけ?」「カナシキヘブン♪」「おっけ」の軽い打ち合わせで完璧にハモりを合わせてくるのかっこよすぎるし、特に「夢があるだけで」のハモりとかすごく厚みがあって綺麗。

歌い終わったあとのるるちゃんが「あたまのわるいひと」みたいなポーズで大口開けてぽかーんってしちゃってるのも可愛い。ギャップ萌えが詰まった動画です。

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 2位 アンジュルム川村文乃のヒラメパーティー

文乃ちゃんはアンジュサブリーダーとして自由人の集団をまとめている時は誰よりもしっかりしているのですが、ソロイベントやこういう動画などで一人喋りをしている時はテンションが時々おかしくなってて可愛いです。編集も上手。

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3位 こぶしファクトリー《アカペラ&ボイスパーカッション》LOVEマシーン

アカペラ&ボイパのクオリティはもちろん、黒衣装にメンバーカラーのリボンが付いたマイクが映えてて可愛いなと思った動画。

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4位 『「都営大江戸線六本木駅で抱きしめて」BEYOOOOONDSアカペラバージョン』

原曲は明るく可愛い印象ですがアカペラバージョンはほのぴのピアノ伴奏でより女の子っぽく、少し切ない感じになっていて新鮮な感じがしました。みんな可愛い。

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5位 【Snow halation】【Angelic Angel】はじめまして企画!!ラブライブ!歌います♪【ハロー!アニソン部#1】2020年2月収録

進行役の飯窪さんがみんなに向かってラブライブの推しメンとかいるの?って聞いたときに普段はクールでイケメンな加賀さんが一人だけクソデカボイスで真姫ちゃん!!!って叫んでるのが完全にキモヲタで愛おしくなっちゃった後、普段はクールでイケメンな加賀さんが王道恋愛ソングのスノハレを歌ってくれて更に愛おしくなっちゃう動画。

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おまけ:今年の動画じゃないけど、OMAKE CHANNELだとこころちゃんとみいみがタピオカ入りの炭酸つくって飲むやつも好きです。というかこれに投票するつもりでこの動画探したら投稿日が去年の夏でした。大昔じゃん。去年はYouTube部門がなかったし、どうしてもこの動画を推したいのでリンクを貼っておきます。

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推しメン部門 

室田瑞希ちゃん

 私のハロプロの推しは福田花音ちゃん、岡井千聖ちゃん、室田瑞希ちゃん、川村文乃ちゃん、前田こころちゃん、西田汐里ちゃん、という感じで増えてきて、主現場も℃-ute→アンジュ→ビヨと移り変わりつつ色々な現場に入ってきました。ちなみに娘。だとまりでぃーが好きでJ=Jだとるるちゃんが好き。

基本的に1人を圧倒的に好きになるというよりは常に順不同の推しが2,3人いる状態でハロヲタを続けてきたので推しを一人選べと言われると毎年悩むのですが、今年3月に卒業したむろたんへ感謝を込めて投票します。

私がはじめてアイドルと握手をしたのも、はじめてアイドルのソロイベントに行ったのも、むろたんの現場です。

一見底抜けに明るいパリピに見えるむろたんだけど、繊細なところやストイックな一面もあって、バーイベなどで別れや失恋をテーマにした曲を抒情性豊かに歌い上げるむろたんも大好きでした。

でもやっぱり一番好きなのはステージ上で楽しそうに笑うむろたんで、むろたんの力強い歌声とダンスにはいつも力をもらっていました。約4年間、むろたんを推していてとっても楽しかったです。ありがとう。

 

以上、2020年のハロヲタ生活を振り返りつつ楽曲大賞に投票した話でした。

普段ブログを書くときちゃんと目次分けしたり動画を貼ったりしないのでここまで書くのにクソ時間かかったし、YouTubeの埋め込みでサムネを表示したいのに全部同じ方法でリンク挿入してもなぜかビタミンMEとルーレット以外サムネが表示されないし、死ぬほど疲れました。

でもおたくはクソデカ感情を文章化しないと死んじゃうので来年も書くと思います。