激ダサDANCEで凍らせて

ハロプロとテニミュとその他雑記。

文乃ちゃんお誕生日&マグロ解体師合格おめでとう

オタクあるある動画でおなじみの末吉9太郎さんのネタに、「推しがTV出演したわけでもないのにTwitterトレンド入りしていたら詰む」というものがある。

TVで多くの一般人の目に触れたわけでもないのにトレンド入りしているというのは、およそ熱愛発覚、不祥事発覚などろくでもない事件が起きたか脱退が発表されたせいであり、新参、中堅、古参とオタク歴が長くなるにつれてトレンド入りに恐怖を感じる女オタク達のモノマネがリアルだなあと感心して見ていた。

私の推し・川村文乃さんは不祥事という言葉とは無縁の安心安全アイドルなのでろくでもないトレンド入りを果たす心配は全くしていなかったのだが、今年の誕生日に更新されたブログが卒業や新しい進路を仄めかしているようにも取れる内容だったので、その点に関してはちょっと怯えていた。

文乃ちゃんがtwitterトレンド入りしたのは彼女のお誕生日から3日後、7月10日のことだった。幸い私はトレンド入りの前に公式発表で「事件」の内容を知ることができたのでオタクあるある動画の中堅オタクのごとく大慌てする羽目にはならなかったが、まさか推しが1級マグロ解体師になってトレンド入りするとは思わなかった。

3日前の文乃ちゃんのブログで、周りのメンバーが卒業していく中で自分は変われているのか考えたこと、色んなことに挑戦したいこと、いつかアンジュルムでの活動を振り返りたいことなどの内容から卒業の空気を感じていたのは杞憂だったし、「その時が来たら た~~~~~~~~~~くさん 驚いてくださいね笑」の「その時」が1級マグロ解体師試験合格だったのは予想の斜め上すぎて拍子抜けしたしすごく嬉しかった。

その後の名古屋イベの時のブログでは来年のバーイベもお楽しみにと言ってくれてたので、卒業に関してはしばらく安心できそうだ。

 

タイミング的に、今年の文乃ちゃんのバースデーイベントはマグロ解体ショーなのでは?とオタクの間で話題になった。

バーイベはスケジュールの都合で遠征する余裕がなく、配信で観ることになったが、オタクの予想通り第1部はマグロ解体ショーからはじまり、魚関連の楽曲が続いた。

(バーイベとほぼ同じ流れの解体ショーがOMAKE CHANNELで見れます)

www.youtube.com

普段は女の子らしくて可愛い文乃ちゃんが包丁を持って勇ましく大声を出してる姿はすごくかっこいいし、小さい頃から続けてきたおさかな関係の仕事に愛着を持って新しいチャレンジを続けていく文乃ちゃんの姿勢もかっこいい。

文乃ちゃんは1人喋りする時に「は〜い」で間を持たせる癖がある。解体ショーの時にも大声の「は〜い!!」が出てくるのが偶然にもそれっぽくなってて可愛いなと思った。

文乃ちゃんが配信勢にも気を遣ってカメラの前にマグロを持ってきてくれたこともあって、見てるだけですごく楽しかったけど、やっぱり観客側も声を出して盛り上がれるようになった時にまた解体ショーをしてくれるのが楽しみ。

会場でエアまぐろ試食会をやって「みなさんマスクしたままでマグロを思い浮かべて、もぐもぐしてください!パクっ!モグモグモグ!美味しいですね〜」って言ってる文乃ちゃん、ディストピアみたいな怖いこと言ってるのに超可愛くて困った。

 

解体ショー後のライブは、おさかな中心のセトリ。
《恋する!さかなへん》では自作したフリップを捲りながらさかなへんの漢字を紹介しつつ歌ってくれた。フリップ芸を見ると、文乃ちゃんの先輩のむろを思い出す。むろもバーイベのたびに歌詞のストーリーの紙芝居を自作して捲りながら歌ってくれていた。

何年か前にむろのバーイベを観に行ったら会場の後ろで文乃ちゃんが見学していたのを見つけたことがあるので、先輩の紙芝居の継承だったら嬉しいなと思う。

むろと文乃ちゃんって一見正反対に見えるけど一緒に遠出したり仲が良いみたいで、オタク側から見ても生粋のエンターテイナーであるという点で2人の根っこはすごく似ているように感じる。自分が全力で楽しむことで人も楽しませようとするアイドルが一番推してて幸せだと思います。

《恋する!さかなへん》は初めて聴いた曲だったが、序盤の歌詞の「秋、カジカむてをあたため 冬、コノシロいいきをかさね」の巧さと抒情性に感動していたら終盤の「若いワカサギ 皮いいカワハギ」「蛍の光 わが師のブリ」が投げやりすぎて笑ってしまった。でもメロディも綺麗だし、ふざけてるところと巧く意味が通ってるところのバランスが絶妙で好き。雑煮みたいに話題にならなかったのが意外な良曲で、今回知れて良かった。


アンジュ曲の《Uraha=Lover》と《泳げないMermaid》は常々文乃ちゃんのソロが光っている曲だと思っていたので、曲全体を通してソロ歌唱を聴けて嬉しかった。

文乃ちゃん自身も前半の賑やかなおさかなタイムから雰囲気を変えたくて自分に似合う切なげな曲を選んだのかと思って聴いていたら、これも「お互い様の嘘を 神様は裁けない」の歌詞や「泳げない」という曲タイトルに絡めて選曲したらしい。おさかなタイム、まだ続いてました。

文乃ちゃんのバーイベは毎回言葉遊び的な選曲をしたり、何かしらテーマを決めてストーリー性をもたせたセトリの組み方をしているので、選曲理由について書いたブログを読むと2倍楽しめる。今回のセトリは《もしも...》の「おやすみなさい」のラストから《ビタミンME》冒頭の「忙しい朝」に繋がっているのも面白かった。ミュージカルが好きなオタクなのでそういう背景込みで曲を聴くのが好きです。

賑やかな曲も大人っぽい曲も組み込まれたセトリで、文乃ちゃんの色んな面を見れて良いライブだった。

特に良かったのは《泳げないMermaid》と《ビタミンME》。

《泳げないMermaid》はまず衣装、ヘアメイク、歌声、曲の雰囲気が全部調和してて素敵だった。ダンスも綺麗で、特に指先の使い方が繊細で表情が見えるのが良かった。

対照的に《ビタミンME》は底抜けに明るい曲で、体力的に大変そうなのに歌いながらずっとジャンプしてて文乃ちゃんの一生懸命なところ好きだなあと思った。

 

いろんなジャンルのダンスやマグロの解体や観光大使や、どんどん新しいことに挑戦してる文乃ちゃんのことが大好きだしこれからも応援したいです。

最後に、文乃ちゃんのブログの引用を。

ameblo.jp

私の願い事は
みなさんが幸せな毎日を過ごしてほしい!

と言う事と

私を好きという気持ちを
Twitterでもインスタでもブログでも
何でも大丈夫やき
文字に残して欲しいです☺️


いつか
何十年後に
アンジュルムで活動していた日を
みなさんに出会えた事を振り返りたいからね

 

このブログはただのTwitterからはみ出した推し事備忘録なのですが、文乃ちゃんに見つかることは多分無いにしても「文乃ちゃんを好き」という気持ちはできるだけ残しておこうと思いました。文乃ちゃんを推していて楽しかったこと、幸せだったことを自分で振り返るためにも。

文乃ちゃんお誕生日おめでとう。

きらきらしちゅう22歳になりますように!