激ダサDANCEで凍らせて

ハロプロとテニミュとその他雑記。

テニソニ楽しかったなの思い出

7/1のおてふぇすテニプリソニック@武道館行ってきました。

3週間前の現場の話なので記憶が曖昧なんですが現場直後にスマホのメモに箇条書きしてたこと適当にまとめます。ずっと覚えておきたいくらい楽しかったので。

PC壊れたのも記事アップしてなかった要因の一つなんですがスマホから書いてもちゃんと整った記事になるかな……

 

◆前半

M1が《You got game》で始まったのがもういきなりテンションぶち上がり。曲自体が名曲なのももちろん、アニメ主題歌歌手とテニミュ俳優を兼任したkimeruさんが歌って、テニミュ1stシーズン初演でも4th初演でも歌われた曲という意味でもおてふぇすの「次元を越える」というコンセプトに合ってて1曲目に相応しいと思った。

キャラソンが続くコーナーはテニラビで楽しすぎて叩きまくった曲が続いたので身体が勝手に踊った。サイリウムの振り方も勝手にテニラビのノートと一緒になってた。M16-18の《Fire work》《Wild》《だろい?》、全部スマホで死ぬほど叩いてた。武道館で音ゲーやってる気分でわー!たのしー!って感じでした。

 

◆手塚と跡部のターン

前アナでキャラの名前叫ぶのは禁止だけど叫び声漏れるのは仕方ないのでマスクしててくださいって言われて笑っちゃったというかオタクの気が緩んでしまったというか、オタク全員でめちゃくちゃ叫んでた。コロナ死んだんか?

今年のサマバレが手塚だと思ってなかったから発表の瞬間人生で1番でかい叫び声をあげてしまったしその後置鮎さんがサプライズで「いくよ、大好き」を歌ってくれたので泣いた。というか中盤の手塚と跡部が出ずっぱりのコーナーずっと泣いてた。誇張抜きで現場で涙が頬を伝ったのは生まれて初めてだった。今までアイドルとかいろいろ推してたけどせいぜい目がうるむくらいで。推しへの想いが強すぎて、人が好きすぎて泣くってこういうことなんだって思った。

置鮎さんの《油断せずに行こう》から健登くんのネバサレの流れで初めて泣いて、怒涛の跡部様タイムががかっこよくて楽しくてヘラっヘラしてたら城田さんの夢を繋げから手塚&跡部の《一騎討ち》→《永遠》の流れでまた泣いた。

この日は跡部のオタクと一緒に来てたので開演前のファミレスで「今日絶対《永遠》来るよ!」「とか言って《一騎討ち》来たらどーする?」「いやそれは強すぎてないわー笑」って話してたから本当に《一騎討ち》が来て心臓止まった。

やっぱりこの手塚&跡部コーナーでオタクがみんな死んじゃったのはキャラクターとしての人気もそうなんだと思うけど、キャスト陣の強さがやっぱりデカかったと思う。1stシーズンで手塚を演じた城田さんの《夢を繋げ》は青学の夢という意味以上に、あの武道館で歌うことによって4thシーズンまで17年以上の夢が繋がってるんだっていう意味が強くなったと思うし、《夢を繋げ》ラストの歌詞「そしてまた競い合おう」から17年ぶりの《一騎討ち》の繋ぎはまさに手塚と跡部の関係性が永遠であることの象徴なわけで。城田さんと加藤さんの歌唱力は流石だった。

手塚部長らしく威厳がありつつも落ち着いた歌唱の健登くんのネバサレや雌猫のツボを心得てしっかり武道館を制圧した怜也くんのチャムポが大先輩の帝劇俳優2人に負けず劣らず良いパフォーマンスだったのも感動した。今回は手塚がいっぱいいたけどみんなの声がそれぞれ良くて。

でも健登くんが手塚として武道館に立つことは苦労が多かったんだろうなって思った。跡部はその性質的に何やっても武道館映えするのがズルくもあって(跡部はズルいよねって話は城田さんのMCでも言ってました)、今回シンメ的に登場した手塚はあまりにも堅物すぎて跡部とは正反対にエンターテイナーとしての要素が一切無く、武道館でペンライトを振られるのが、女の子達に黄色い歓声をあげられるのが、どうしても似合わない。

レジェンド・城田優として武道館に立つことができた城田さんやそもそも声優だからキャラそのものである必要がない置鮎さんと違って、不器用で厳格で真面目なまま武道館に立たないといけなかった健登くんは本当に大変だったと思う。

ドリライ2018の横アリのステージで突然時候の挨拶を始めた9代目手塚みたいに、手塚は演劇の範疇でしか舞台上に存在し得ないキャラクターというか、手塚国光として振る舞うべき芝居と役者の素が出ても大丈夫なアンコが綺麗に分かれてるテニミュと違って芝居なのかイベントなのか中途半端な状態がずっと続くおてふぇすって手塚にとって難しい場だなと思いつつ(たぶん徳川あたりもキャラクターが真面目で不器用だから手塚みたいな空気になるんじゃないかな)、そんな不器用なキャラクター性を持ったくにみつくんだからこそ好きなんだよなーとも思った。


◆後半

《peace of mind》がすごーく良かった。とにかく大きい会場に映える。スタンド席から見てたので武道館が青とピンクと黄色の3色に染まってるのが綺麗で、リョーマと桜乃ちゃん星空に浮いてる!って思った。フライング演出の幻覚。

あと武道館映えするなーと思ったのが謎オペラこと《未来の僕らへ》。謎オペラは藤澤さんご自身もネタにしてるくらいなんだけど、サビのオペラは壮大で爽快。前にリョーマ!の感想記事をアップしたときに「テニプリというコンテンツは部外者のビブラート=面白いみたいな風潮ができてる」みたいなこと書いたことがあって、謎オペラが人気なのもまさにこれだなと思った。

メインキャラである跡部や手塚のビブラートに笑いが起こることはないけど、柳生や藤澤さんみたいなビブラートがうますぎる異端者がデカい声出すとあんなに綺麗でかっこいいのになぜかちょっと面白いっていう。

アンコール一曲目が《ディスタンス》だったのはかなり嬉しかった。無言《レーザービーム》の消化不良感を治してくれた曲というか、私の中で最初は苦手だったのにここまで好きになった曲そうそう無いなと思いました。

「今は離れているけれど心の中でハグしてる」←超良い歌詞。

ディスタンスとレッツダンスで韻踏んでる←天才の発想。声出せないなら踊るしかない。

最後は新曲と《Love Festival》で締め。おてふぇす2018の映像で許斐先生がオタクに初見の新曲にコールさせるっていう無茶振りを披露してて配信観ながらみんな頑張ってんな〜笑笑って思ってたのにまさか自分が知らん曲の振り付けをぶっつけ本番でやらされるとは思いませんでした。でも私含め周りのオタクみんななんとなく踊れてた。なんなんだ。

 

テニソニ2022、私が参戦したコロナ時代以降のライブイベントの中で圧倒的に一番楽しかったです(「叫び」が許される雰囲気だったのもあるけど、やっぱりセトリと出演者の豪華さ、許斐先生のドデカテニプリ愛があったから)。

くにみつくんの出番も多くて、ますますくにみつくんが大好きになった公演だったし、サマバレ発売今から楽しみ。くにみつくん、跡部様、サマバレ選出本当におめでとう!

テニスの王子様の夏が、何年先もずーっと続きますように!!